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第2回富士見町のお宝発信イベントを開催しました。

第2回富士見町のお宝発信イベントを開催しました。

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2月9日(土)、おらほー富士見主催による、第2回富士見町のお宝発信イベントを開催いたしました。
3連休の中にもかかわらず、たくさんの皆さんにご参加いただきまして本当にありがとうございました。

 

このイベントは、「えっ!富士見町にはこんな活動をしている人がいるの!? それは知らなかった!」と、富士見町で元気に活躍されている個人の方や団体の方々を紹介するイベントです。

2回目を迎える今回は、富士見中学校と富士見高校の生徒さんがやられている活動やその発表をご報告いただいたり、富士見町にある貴重な巨木についてのお話しをうかがったりしました。

 
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まずは、加々見一郎さんに、富士見町にある貴重な巨木についてお話を伺いました。

加々見さんは、歴史や文化から自然科学に至るまで非常に幅広い知識をお持ちてで、90才を超えてもなお毎年海外に行かれるなど、その知識とバイタリティとは本当に驚かされます。

 

富士見町には大変珍しい巨木がいくつもあるそうで、その中から特徴的なものをいくつたご紹介いただきました。
その木が立っている場所や周辺の状況などから、この木がいつ頃、どんな意味を込めて植えられ、そして何年経っているのかということを丁寧にご説明いただきました。

普段何気なく見ている「大きい木」ですが、そのお話を伺いながら「なるほど…」と、これまで見ていた景色が一変するような、そんな驚きを覚えました。

単なる木ではなく、そこに文化や人々の想い、そして何百年もの間人々を見守ってきた経緯が、その木にはあるのだなぁ…と感じました。

 

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次は、富士見高校園芸科、お二人の発表です。

富士見高校園芸科では、毎年、1年間に学んだことを発表する場を設けられているのだそうです。その発表がとても素晴らしく、また、活動内容が富士見町の地元の皆さんとのかかわりと深いかかわりがありますので、今回、高校の授業としてだけでなくぜひ富士見町の方々やその他大勢の皆さんにも聞いていただきたいと、発表をお願いさせていただきました。

 

今回、秋山祥恵さんが「豊かな自然に魅せられて」、丸茂あゆみさんが「赤いルバーブが繋ぐ人との絆」という発表をしてくださいました。

発表が始まるやすぐ、その表現の素晴らしさに、会場は一瞬にして引き込まれました。そして発表の中で紹介される活動内容も、富士見町の地元の方々とのふれあい、課題を解決して新しいことに挑戦していった研究など、本当に素晴らしいものでした。

 

大人の私たちが本当に恥ずかしくなるぐらい、本当に素敵な内容でした。

 

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次は、富士見中学校の生徒のみなさん。

富士見中学校では、総合学習の時間を利用して、「赤いルバーブ」について調べ、その内容をもとにして、CMコンテストに出展するための CM作りまでされたそうです。その活動を踏まえて中学校で開催された成果報告を、今回、イベントの場で発表してくださいました。

発表は、しっかりと富士見町の特産品「赤いルバーブ」について調べられて、それをクイズ形式や、ユーモアたっぷりに報告してくださいました。そして完成した「赤いルバーブ」のCMもとても素敵でした。さらに、そのCMを作るために取り溜めされたビデオを編集して、NG集や制作風景の動画までもあり、本当に楽しいものでした。


そもそも、中学生が授業の中で富士見町の特産品について調べて、しかも外に向けて発信するCMまで作られているということは、ほとんどの方は知らないのではないかと思います。しかも、こんなにレベルが高くて素敵な作品を作られているなんて!

 

またまた、大人の私たちが本当に恥ずかしくなるぐらい、本当に素敵な内容でした。

 

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最後は、富士見高校・養蜂部の発表です。

 

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富士見高校養蜂部は、「ニホンミチバチで笑顔が広がるまちづく~私達とミツバチの新しい挑戦~」という発表で、農業クラブ全国大会「最優秀賞」「文部科学大臣賞」を受賞しました。

今回、全国大会での報告やプレゼンテーションを発表してくださいました。

ニホンミツバチを通して、商品を企画・販売したり、東京でレストランメニューを作ったり、世界の食品ショーに出品したり、また地域の方々とニホンミツバチを使ったまちづくりを展開したりと、本当に数々のプロジェクトされている養蜂部の皆様のこれまでの活動を、これまた素敵なプレゼンテーションでまとめてくださっていました。

さすがに、「すごい!」の一言…。

企業が普段やっている、商品企画をして商品を作って販売して…というプロセスをいくつもこなして、活動内容が本当に大人顔負けでした。

これからどんな活動をされていくのか、とっても楽しみです!

 

 

さて、今回、第2回という形で、幅広い知見をお持ちの加々見さんに貴重な巨木についてお話しを伺い、富士見中学校・富士見高校の生徒の皆さんに、学習の場で進められた活動について発表していただきました。

いずれも、富士見町の自然や資源や文化を素材にして、そして地元の方々とのふれあいの中で活動が進められたものでした。

次回もぜひ、こんなに素敵な活動をされている方々やその内容を、「富士見町のお宝」として皆さんにご覧いただけるようなイベントができたらいいなぁ…と思います。

 

今回、お忙しい中ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

発表してくださった、加々見さん、富士見中学校・富士見高校の皆さん、本当にありがとうございました。

また、朝早くからご準備いただきました皆様、ありがとうございました。

(written by 雨宮伊織)

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2009年、家族とともに富士見町にUターン。地方のネット活用サポートが本業。