今回は、富士見町の資源を富士見町の人の手で活かす活動を展開している「富士見てしごと組」を紹介します。
富士見てしごと組は、普段は普通にお仕事をしながらも(仕事や趣味で)それぞれが身に付けた「手の技」を持ち寄り、富士見町の資源を素材に富士見町を元気にする活動をしている方々です。その素敵でパワフルな活動をぜひ知っていただきたいと思い、今回、富士見パノラマリゾートで開催されている「てしごとまつり」におじゃましてきました。
この「てしごとまつり」、子どもから大人まで楽しめる手作り体験やワークショップ、雑貨販売、体を動かす遊びがいっぱいの大人気イベントで、GW・夏休み・秋の休日に開催されています。それでは一緒に見ていきましょう!

こちらが、てしごとまつりのワークショップ会場。すでにたくさんの子どもたちでにぎわっています。
ブースを見ていくと…

こちらは「苔テラリウム」づくりのワークショップ。てしごと組のスタッフの方と一緒に何やら作っています。

こちらが苔テラリウム! なんか、かわいい♪
苔を使って思い思いの世界を箱の中に作っていく体験はとても面白そう。しかも出来上がったテラリウムは、そのまま家に持ち帰って飾っておくことができますもの。

こんな感じで、苔を使って自分の世界を作っていきます。
てしごと組の方にうかがったところて、この苔はここ入笠山周辺に自生している苔とのこと。これは富士見パノラマリゾートや入笠山にいらした方々にとって、地元の自然素材を利用したとても素敵な思い出の品になりますね! しかも自分で作れるっていのうがまた素敵。



その他に「勾玉作り」や「鹿の角アート」「ダイヤモンドアート」「レザークラフト」などを作るワークショップもあります。どんな素敵な体験ができるのかは、参加される方のお楽しみ♪

勾玉作りや鹿の角アートでは、こんな素敵なアクセサリーを作ったりできるそうですよ!

富士見てしごと組のワークショップ会場は、家族連れの人でどんどん人が増えていきます。
話をうかがってみると、ゴンドラで入笠湿原やお花畑などに行って降りてきた子どもたちがこの場に集っているようです。
てしごとまつりは、体験ワークショップ以外にも子どもに大人気の遊びがいっぱい。

こちらは、富士見町の竹を利用したパズル(知恵の輪)。
簡単に解けそうなのになかなか解けないからなのか、ず~~~~と子どもたちが竹を手に挑戦しています。
どのぐらい「ず~~と」かというと、ある女の子は2時間竹のパズルに挑戦していました…(^^;。せっかく休日に遠方から遊びに来たのだから…と、一緒にいたお母さんもせかすことなくお子さんを見守っておられました。「あと30分でここを出ないといけないよ~」とはお子さんに話していましたが…

竹パズル(知恵の輪)の他にも、笛やけん玉もあります。
これがまた、子どもたちの挑戦心を駆り立てる...
ちなみに、竹のけん玉は「竹の日月(にちげつ)」と言います。

こんなけん玉を見たら、挑戦しないわけにはいきません。もちろん、できるまで!

竹パズルの隣には、いくつもの不思議な「コマ」。
簡単に回せるものから、ちょっと難易度が高いものまで。これまた全種類を回してみたくなるのが不思議です。
(竹のパズルやけん玉、コマ回しは無料で遊べます )

そんなパズルなどに挑戦する子どもたちを少し離れたところから見守る一人のスタッフがいます。
その人こそ、この富士見てしごと組を率いる赤坂先生!
(私がいつも赤坂先生とお呼びしているので、今回もそのように…)
けん玉がうまくできた子どもに大歓声で声をかけたり、時にバズルの解き方のヒントをこっそり教えてくれたりと、一緒になって楽しんだり盛り上げたりしてくれます。赤坂先生に「お~~!」と言ってもらいたくて挑戦し続ける子どもがいっぱいいて、単に「竹のおもちゃが置いてあって勝手に楽しむ」場ではなく、赤坂先生と一緒になって竹のおもちゃに挑戦する「あそび教室」のような雰囲気。2時間挑戦しつづけるお子さんが出てくるのもうなずけます…

さらにさらに、テントの外ではこんな遊びに夢中になっている子どもたちの姿も。
これは弓矢ですね!鹿めがけて矢を射るのですが、最初はなかなか飛ばない…。何度も挑戦しているうちにビュンッ! って矢が飛ぶようになっていました。

こちらは竹馬。
上手に乗れそうで乗れず、乗れないようで乗れちゃう不思議…。しかもこの竹馬、挑戦する大人もいっぱいです…(^^;。

こちらはグループで竹馬に挑戦中。
「こうやって乗るんだよ~」とお子さんに見せるお父さんの姿もあちこちで見られました♪

こちらは缶ポックリ(缶馬)ならぬ、竹ポックリ。
竹馬ほどは難しくないものの、これはこれでまた挑戦したくなっちゃうもの…

これは何かわかりますか?
見ていると、ほとんどの子どもたちは「なにコレ..?」な顔…
「叩くの?」と聞いているお子さんもいらっしゃいました。

そんな時に登場するのがお父さん、というのがこの日の典型的なパターン…(^^;
「こうやるんだよ~!」とお父さんが見本を見せると、子どもたちの目が輝き、輪回しの大挑戦会が始まるのでした。

こちらは竹とんぼ。
ゲレンデの広い原っぱなので、思う存分に飛ばすことができます。

でも最初はなかなかうまく飛んでいきません…

そんな時は、ここでも赤坂先生が声をかけてくれて、「こうやってこすり合わせるようにして…」と丁寧に教えてくれます。
そうすると、なぜかギュンッ!と青空に向かって高く飛んでいくのですから不思議です。

てしごとまつりの会場は、あっちもこっちもキャーキャー言いながら楽しく盛り上がっている親子やグループがいっぱい。
写真を撮りながら見ていると、会場にいる人がまるで赤坂先生の魔法にかかったかのよう…(^^;

あちこちで、竹のけん玉(竹の日月)に挑戦する子どもたちがいっぱい♪
ところで、これらの「竹を素材にした手作り玩具」、実は富士見町の竹を利用しています。しかも、地元富士見高校の生徒と一緒に竹林の荒廃を解決するために竹林から竹を切り出して、高校生と一緒に竹の玩具をつくっているとのこと。
単に「素朴な昔の遊び」が体験できるということではなく、その裏には、てしごとによって地域の課題を解決するというしっかりとした取り組みがあるのがスゴイです。
(こちらの記事でもその取り組みについて紹介しています )

そしてそして、会場で一際目を引くのがこの「イライラ棒」。こちらも大人気!
複雑に入り組んだコースを、左右のガードレースに触れずに棒でたどります。一瞬でも棒がガードレールに触れると、「ビービービー!」と警告音がして終了。これまた子どもたちの挑戦心を湧き立てます。

この真剣さ!
途中で失敗したら終了…。挑戦者の列の一番後ろに並び直します。

てしごとまつりでは、ワークショップや竹の玩具での体験だけでなく、てしごとスタッフによる商品も購入することができます。
木のスプーンに自分の名前が入れられるなんて、ちょっと素敵です♪

こちらは鹿の角のペンダント。カッコイイ!

勾玉制作キットも売られていました。
家に帰ってからも、友達と一緒に勾玉づくりが体験できますね!

富士見てしごと組の皆さんは、今回の「てしごとまつり」の他にも、富士見町で開催されるイベントにも数多く参加されています。毎年秋に開催される「縄文ハロウィン」にもこの竹の玩具が登場し、 子どもたちの挑戦心をくすぐります。

縄文ハロウィンでもイライラ棒は大人気ですね!

富士見町の資源を富士見町の人の手で生かす「富士見てしごと組」いかがでしたか…?
「てしごと」で地域の課題を解決しながら、大人も子どもも思わず笑顔にしてしまう活動は本当にすごいなぁ…と思いました。
「てしごとまつり」は季節ごとに年に数回開催されるそうですので、富士見パノラマリゾートのサイトでチェックしてみくでさいね。
そして、富士見てしごと組では、一緒に活動してくださるメンバーも募集しているとのこと。お仕事の傍ら、ぜひご自身の活躍の場を広げてみてはいかがですか?
遊ぶ、作る、楽しむ!富士見町で「てしごとまつり」(LCVニュース)
代表の赤坂行男先生の紹介記事↓
子どもの理科離れに危機感 富士見町の78歳が10年続ける「質の高い実験教室」(信濃毎日新聞)
(Written by 雨宮伊織)