暮らし

冬越しの野菜たち

冬越しの野菜たち


寒いですねぇ~
こんな日はやっぱりお鍋!?

富士見町に引っ越して、10年目あまり・・・
暮らしの中で、たくさんの事を地域の方に学びました。
そのひとつが、冬越しの野菜。

収穫した野菜は、到底食べきれません。
すべての野菜とはいきませんが、主に根菜類は庭に穴を掘って埋めておきます。
なかなかいい写真が撮れないのですが、雪をどかすと、板があって、その下に藁がかぶせてあります。

 

雪の下でも土の中は適度に温かく野菜たちが新鮮なままで保存できます

雪の下でも土の中は適度に温かく、適度に湿度を保ち・・・
野菜たちが新鮮なままで保存できます。

 

人参は少しずつネットに入れて

大根はそのまま立てて保存していますが、人参は、こうして少しずつネットに入れて、引っ張り出せるようにしてあります。

 

掘りたての大根!

掘りたての大根!(掘り起こしたて?)
みずみずしくって、しゃきしゃきしています。

 

今年の我が家の冬越しの野菜たち

今年の我が家の冬越しの野菜たちです。

大根、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、長ネギ、にんにく・・・
なかなか優秀・・・
と、自画自賛 ^^;

 

しかし、地元の方々は、白菜やキャベツなども上手に保存なさっています。
それに、野沢菜に代表される漬けものたち。
それも、塩味、味噌味、しょうゆ味、生姜やお酢、ゆずなどでアクセントをつけて、それぞれご自慢の味があります。
(それがおいしいんだ~^^)
長い冬をいろんな工夫をして、豊かに過ごしているんですね。


以前、冬越しのジャガイモについて個人のブログに書いたら、「私も以前からそう思っていた」と、コメントをいただいた事があります。
ジャガイモは、リンゴを入れておいても何カ月の過ごすうちに、どうしても芽が出て、春も最後になると皺くちゃになってしまいます。
しかし!
この、皺くちゃなジャガイモが、甘くってほくほくしていてすごくおいしいのです。
このジャガイモを食べていて、新じゃがを食べると、なんだか水っぽく感じるくらいです。
水分が少し抜けて、おいしさが凝縮されたようです。
昨年はジャガイモの出来が悪くって、ちょっとさみしいのですが・・・

 

(written by エンジェル千代子)

鈴木康晴
ルバーブ生産組合や井戸尻応援団をはじめ、様々な団体で富士見町の活性化のために活動中