初夏の頃から、町のあちこちに田畑の番人が登場し始めました。
6月12日付けスタッフブログ「24時間体制で万全」の続きです。
かかしは実りの秋の風物詩だと思っていました。でも、初夏の今、町のあちこちに田畑の番人たちが登場し始めています。この町の人たちって、きっとゆとりがあるのでしょう。
皆さんも、近くにいらして見てください。そして、耳を澄ませてください。かかしたちのつぶやきが聞こえます。
“仕事の後、風にそよぐ稲を見るのが何よりの幸せだ。”
“こ、こ、腰が・・ お父さんはああやって、1日中稲を眺めてばかりだし。田の草はほとんど私が取りました。“
“息子や嫁と仕事をするのはいいものだのう。涼しい風が吹いてきた。カナカナの声は子守唄のようだのう。”
(信濃境)
“スズメさ~ん、ハトさ~ん、カラスさ~ん。いらっしゃ~い。さあ野原音楽会を始めましょう。“
(池袋)
“キツネ様、タヌキ様、ハクビシン様、こちらにお進みください。皆様にお使いいただく檻はまっすぐ行った所にございます。”
(小六)
“僕は田の番よりヒッチハイクがしたい! ストップ! そこのオートバイ、止まってくれ!”
(小六)
“サングラスと帽子には、ちょいと自信があるゼ。”
(烏帽子)
“ぼくはタイガー。”
(池袋)
“あたしはキリン。”
どうぞかかしたちのつぶやきを聞きにいらしてください。
そして、新しい仲間を発見したら情報をお知らせください。
※()は地区名です。
(Written by 村上不二子)