皆さんは、日本ミツバチが一生の間に、どのくらいのハチミツを集めるかご存知ですか?
9月13日、富士見高校養蜂部の採蜜イベントがありました。
朝から雨模様! 採蜜作業ができるかどうか、ちょっと不安
外の作業に入る前に、「ハチさん劇場」でミツバチさんの一生をお勉強。
その後は、おさらいのハチさんクイズ!! そこで出題された中に冒頭の質問がありました。
答えは、小さいティースプーン1杯だそうです!
なのに、一生の間に、地球4周も飛ぶんだそうです。こうやって聞くと、ハチミツって本当に貴重ですね。
一見は百聞に如かず
当日の様子を写真でご紹介します。
クイズが終わるころには雨も上がって来ていました。さすが!
「ほら! これがハチさんのおうちだよ!」
八角形の部屋がきれいに並んでいます。
指の先で、今、生まれたばかりのハチさんがいるよ!
巣箱にこうして枠が何枚も並んでいます
各部屋に蜜ろうで蓋がされて、まずはそのふたの部分を包丁でこぞぎ落とします。
枠の端から包丁を入れて四角く切り出していきます。
うわー! 蜜、たっぷ~ぅり かぶりつきたぁ~い!
これからは重箱式の写真です。
分かりにくいのですが、布を被せてある所で2つの箱をつなげてあります。
ハチは上に移動する習性があるんだそうで、下の箱(写真の右側)から上の箱(写真の左側)に移動させています。
その際、軽く箱をたたいて移動を促しています。
ハチさんが移動した後、蜜を採ります。
こちらは箱の上部です。自然の環境の中だと、大きな木のうろにこうした巣を作るんだそうです。
こちらは箱の下からのぞいた状態です。
上の方から続いてきれいに層になっています。
層になっている巣を上から順に採っていくと・・・
養蜂部の魅力の一つ。何かあるとOB、OGが飛んできます。
ここでも先輩が手を取って後輩を指導。
きゃー! かぶりつかせてくれちゃった!
大満足で、参加者の記念撮影
枠を入れてある巣箱に比べると、重箱式は採蜜するには、はちさんの負担が大きいんだそうです。
でも、自然に近いミツバチの巣の様子を見ることができて、本当に貴重な体験でした。
巣の上部と下部でもハチミツの色も濃さも違います。
次から次へと沸いてくる疑問に、いくらでも丁寧に答えてくれる養蜂部の皆さんに改めて感心!
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
次回は、10月25日にコミプラ・図書館と共催で、ハロインのイベントを開催予定だそうです!
こうご期待!!
(Written by エンジェル千代子)