富士見パノラマリゾート第2駐車場のすぐ下(第3駐車場の隣)に、2021年秋にオープンしたのが「すずの音カフェ」。これまではペンションとして営業されていた建物でしたが、富士見町に遊びに来た方も富士見町の人も楽しめるカフェに生まれ変わりました。
カフェをオープンしたのは、富士見町の花「スズラン」で町を元気にしようと活動する「すずらん娘町」代表の牛山さん。プリザーブドフラワー教室をされている牛山さんならではの、魅力がいっぱい詰まったお店に突撃してきました♪
駐車場に車を停めてカフェの入り口に向かうと、こんな素敵な看板が出迎えてくれます。
お店の中に入ったら、大きな窓からキラキラした光が差し込み、なんとまぁ広々として解放感あるれる店内。
外から建物を見ていた時には、まさかこういう空間になっているとは想像していませんでした…(^^;。
広々していてビックリ!
大きな窓からは、ちょうど真っ盛りの鮮やかに色づいた紅葉がキラキラと輝いています。
たまたま窓が曇ってしまっていましたが、ここから四季折々の素晴らしい富士見の景色が見られるのわかりますよね♪
せっかくだから窓から見える景色を改めてパチリ♪
訪れた時はちょうど紅葉の真っ盛り。
目の前の紅葉と、富士見パノラマリゾートの紅葉がとてもきれいに見えています。
「すずらん娘町」はじめ、たくさんの仲間がバックアップ
お店は牛山さんが切り盛りされていますが、牛山さんによれば、建物の改装からオープンの準備まで「すずらん娘町」のメンバーだけでなくたくさんの方がバックアップしてくれたとのこと。
例えば、お店の椅子一つにしても、ペンションで利用されていたものをうまく利用しながら、お店の雰囲気にあるようにみんなで手作り。
私にはどこかの雑貨屋さんで購入してきたようにしか見えませんでした…(^^;
テーブルや椅子、そしてあちこちにある小物もとても素敵です♪
↓は、お店のオープンをお祝いして贈っていただいたものなのだそうですが、ちゃんと「すずの音カフェ」 とか「ワッフル」とか入っていて、もう胸がキュンキュンしちゃいます。
店内には、富士見町で活躍されている作家さんや、小物・手芸品を作られている方の作品が展示・販売されています。どれも工業製品ではなくて、ひとひとつが手作り&富士見町に関係するものだったりします。
「これ、な~に?」って牛山さんに聞いていただくと「これはね~~」と色々と説明してくださいます♪
遠慮しないで質問してみてくださいね。
入笠山の妖精「ニョイニョイ」を作ろう
すずの音カフェには、あるお人形が飾られています。実は、このにお人形は、牛山さんが考案した「ニョイニョイ」という入笠山の妖精。
富士見町の自然を感じられるとても可愛らしいお人形で、カフェの一角にある「クラフトコーナー」でこのお人形を作ることができます。
入笠山の妖精 「ニョイニョイ」
カフェの一角にあるクラフトコーナーでニョイニョイづくりができます。
牛山さんやお店のスタッフが丁寧に作り方を教えてくださいますよ♪
地元の小学生と一緒に町の魅力を発信!
この日、私がいただいたのはデザートワッフル。知り合いがSNSで「すずの音カフェで、これ食べたよ~」って紹介したデザートワッフルの写真を見て、「絶対にデザートワッフル食べるっ!」と、もう、食べる気満々で突撃した私でした。
見ているだけで幸せな気分になる、デザートワッフル♪
「他のメニューに使うんですけど、こんなものもあるんですよ♪」と、見せてくださったのがこれ↓。
わかります? そう! スズランです♪
私はもう感動しっぱなし...
どうして「スズラン」なのかというと…。
この「すずの音カフェ」がある入笠山エリアは、120万本の日本スズランが咲き誇ることで知られています。6月にはそのスズランを見に、入笠湿原には大勢の方が訪れてくださいます。そんなこともあり、富士見町の花もスズラン。富士見町に住む人にとってスズランは特別な花なんです♪
そして、実は牛山さんは、このカフェをオープンする前から、富士見町の町花スズランでまちおこしをする「すずらん娘町」の代表として、スズランをあしらった土産を作ったり、境小学校の児童たちと東京五輪出場選手へ贈るスズランのキーホルダーを作ったり、富士見小学校の児童と地域素材を利用した学習をしたりと、スズランを土台にしたさまざまな活動もされているんです。
一緒に活動している小学生は、「スズランのカフェをオープンするなら、こんなメニューがあったらいいなぁ~♪」というものを考えてくれたのだそうで、牛山さん曰く、「小学生が考えてくれたメニューを実現できるように奮闘中!」とのこと。
子どもたちが考えてくれたメニューが↓
どうです?
とても素敵ですよね!
牛山さんが「頑張ってメニューにしたい」と思うのも頷けます…
(子供たちのメニューアイデア集はお店にありますから、ぜひご覧になってみてください)
私がカフェを訪れたこの日も、「牛山さん、お店のオープンおめでとう~!」と、富士見小学校の児童がご家族で食事をしにいらしていました♪
本当に、地域の方々や地元の小学生に応援されているカフェなんだなぁ…と感じました。
そして、なんと、
これまでの地元小学生と一緒に町花の魅力を広げている活動が評価されて、「恋人の聖地 第2回地域活性化大賞」を受賞されたのです♪
【富士見町発ニュースからピックアップ】
— おらほー!富士見 (@oraho_fujimi) November 17, 2021
今回は、富士見町の町花スズランでまちおこしをする取り組みが「恋人の聖地 第2回地域活性化大賞」で審査員賞を受賞したという記事。Check it!
「恋人の聖地大賞 「すずらん娘町」審査員賞」(長野日報)https://t.co/5hZrR0fz8g pic.twitter.com/GeFvxEL0sn
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今回は、入笠山の妖精「ニョイニョイ」を作るワークショップの記事。Check it!
「入笠山の妖精「ニョイニョイ」作り 富士見」(長野日報)https://t.co/a8zzjHtqlY pic.twitter.com/L6mBOSNCOn
【富士見町のニュースをピックアップ】
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今回は、富士見小学校2年生が手作りした「スズランランタン」を町内の公共施設や店舗・金融機関に贈ったという記事。Check it!
「”満開”町内に手作りランタン 富士見小2年」(長野日報)https://t.co/6agiVYHkBZ pic.twitter.com/77IgsW62dK
もちろん、富士見町にお出かけいただいた時に立ち寄っていただき、美味しく、楽しく、ゆったりとした時間を過ごしていただきたいと思います。
加えて、そんなスズランの活動や小学生との交流拠点になっているということも頭の片隅に置いていただけると、きっと、すずの音カフェの魅力を何倍にも感じられるのではないかと思います♪
すずの音カフェの牛山さん
カフェの外観
富士見パノラマリゾートの直前、この景色が目印です
(写真左がすずの音カフェ。右に曲がると、富士見パノラマリゾート駐車場)
富士見パノラマリゾートや入笠山に遊びにいらした際には、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね!
お店情報
すずの音カフェ お店情報
住所 諏訪郡富士見町富士見6666-46
連絡先 0266-75-1587
営業時間 9:00~15:00
定休日 第3水曜日・毎週木曜日
ホームページ https://suzunone-cafe.com
インスタグラム instagram.com/suzunone_cafe
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(Written by 雨宮伊織)