2022年が始まりました。
おらほー!富士見、今年もメンバーで富士見町の素敵な魅力を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染問題が勃発して、すでに2回年を越しました。
昨年暮れからはオミクロン株の急激な感染拡大で、一息つけるのかと思っていたところでまたかと、意気消沈されている方も多いかとおもいます。
一方、気候変動など環境問題も待ったなしの状態で、なかなか明るい話題を目にすることが少ない昨今。
そんな中でも、富士見町には明るい話題がたくさんあります。
若い移住者も増え、面白い新しいお店も増えています。
今回は私が見つけた、ちょっと嬉しいことをご紹介します。
食べ終わった後に出るプラスチックのゴミ
コロナ禍でお持ち帰りのできるお店が増えました。富士見町の振興券を使って、普段は行ったことのないお店を利用してみようかな・・・。
手抜きをしたいときに総菜やお弁当も便利ですね。
でも、そんな時に気になるのが、食べ終わった後に大量に出るプラスチックのごみ!
それも思うと、躊躇してしまうこともしばしば・・・
また、コロナ禍で、各集落の社会福祉協会の活動の制約も多くなってきました。
私の住む池袋区の社協でも、集まりに手作り品の持ち寄りや配布ができなくなりました。本当はこういうところが一番楽しいんですけどね。
でも、お弁当などはお店で買ったものなら配布できるんです。
会の集まりや配食で、なるべくなら町内で地元の方がまだあまり知らないようない店を紹介できたらいいですよね。ついでに環境に配慮する取り組みをも紹介できたら、ゴミへの意識が高まるかもしれません。
カフェ&スペースひこうせん(ユカート、シェアカフェ)
そこで、信濃境駅前のカフェ&スペースひこうせん内のユカートさんのお弁当を社協の集まりの時にお願いしてみました。
カフェ&スペースひこうせんは子供の未来を考える会が運営していて、子供の居場所づくりや町からの委託を受けて「わんぱく弁当」を作っています。この活動もとてもすごいので、後日別のメンバーからご紹介があるかと思います。
一方、曜日によってお店が変わるシャアカフェもやっています。
詳しくはこちらで確認くださいね。
その中の1件、発酵玄米やタイ風カレーの“ユカートさん”では、テイクアウトに出来るだけ非プラ容器を利用しています。(汁物の蓋など、一部はプラ)
また、自宅から食器を持参すると、きれいに詰めてくれます❤
タイ風カレーのランチセットです。
我が家にあったインドのお弁当容器がぴったり!
こちらはおにぎり弁当。
可愛く詰めてくれました。
夫婦二人分のランチをこんな感じで持ち帰れます。
社協の会の時にお願いしたユカートさんのお弁当です。
発酵玄米を初めて食べる人が多かったのですが、「プチプチしておいしい」と高評価でした。
また、紙容器についても、みなさんの関心が高いことを再認識。
やはり分別して出すプラ容器等の多さにはみなさん頭を抱えているようです。
テイクアウトを頼むときに、非プラ製品かどうかも選択肢の一つになるといいですね。
きざしステーション
社協で高齢世帯へ配食した時には、富士見駅前のきざしステーションさんを利用しました。
テイクアウト用のお弁当は紙の容器です。
800円です。
「高齢のお宅に配るので煮物とか入ってたらうれしいです」とお伝えしました。
ボリュームもあるし、揚げ物、煮物、野菜とバランスもよく、みなさんにも好評でした。
後で紹介しますが、きざしさんはリユース食器でのテイクアウトも始めています。
井筒屋さん
プラごみの出ない取り組みをしているお店をもう一軒。
富士見駅前の和菓子屋の井筒屋さんです。
とにかく、ここの大福は絶品です。
ここの大福は本当のお餅なので、翌日には固くなってしまいます。
でも、今回ご紹介したいのは和菓子の話じゃありませんでした💦
普段は和菓子を注文すると、プラスチックの容器に入れてくれるのですが、
「プラスチック容器はいりません」というと、プラ容器を使わずに包装してくれます。
自宅から容器を持って行ったらそれに詰めてくれるそうです。これはうれしいですね❤
大福って重いので「持ち帰っているときに形が崩れる」という声があって、プラ容器を使うようになったとの事。
ちなみにこの日買ったいちご大福を、車の助手席において運転。途中ブレーキを踏んだ時に床にするっと落としましたが・・・大福さんたち全く問題ありませんでした(^^)v
消費者が必要かどうかを選択できるのも嬉しいお話です❤
井筒屋さんに行くときにはぜひ容器持参で!
八ヶ岳ルバーブハウス
もう一軒、ぜひご紹介したいのが、信濃境駅前の八ヶ岳ルバーブハウスさんです。
このお店は、ルバーブビールやルバーブ関連商品がメインなのですが、なんとなんと量り売りにも取り組んでいます。
ビールのおつまみになりそうなナッツ類
量り売りに容器を持っていない場合、瓶や紙袋なども販売しています。
油も3種類
エキストラバージンオリーブオイル、レモンオイル、ツバキ油
乾燥納豆や丹波の小豆など、いろいろなお塩も並んでいます。
お醤油の量り売りもあります!
ルバーブハウスなのに、なんで量り売りを始めたんでしょうか?
原田ご夫妻にお聞きしました。
「ルバーブだけじゃ売れないだろうから、何か新しいことを初めて集客につなげようとした。」というのが理由の一つ。
もう一つは「富士見町のような良い環境のなかで、環境にも配慮した取り組みを始めたかった」ということです。
今後は地元・富士見産のお米や豆類なども扱っていきたいとおっしゃっていました。
これからのルバーブハウスさんに期待大です!
量り売り、どうやって買うのか動画も撮ってみました。
初めてのお買い物みたいで、ちょっと楽しかったです(^^)v
話はちょっと戻ります。
富士見 森のオフィス
前記のきざしステーションさん、リユース型のお弁当箱にも取り組まれています。
富士見 森のオフィスが始めた取り組みだというので話を聞きに行くことにしました!
いざ、森のオフィスへ!
さすが、環境への意識が高く、玄関を入るとまず目に入るのがこのボードです。
森のオフィスの会員登録費用には500円のエコチャージ量が含まれていて、環境に配慮した取り組みに使われているそうです。
オフィスの利用者さんたちが一目で見てわかるように、ゴミの分別方法などが書かれていました。
アルパッケ という仕組み
さて、リユース型のお弁当容器の話です。
安曇野の企業が始めた「アルパッケ」という仕組みです。
日本語の「有る」と PAKKE(パッケ)はノルウェーの言葉で「箱」を意味しているそううです。
アルパッケの会員になると、参加店舗で繰り返し使える容器でテイクアウトできます。
次回の購入時に空の容器を参加店舗に返却するシステムです。
アルパッケに登録しているお店ならどこでも使えて返却可能です。
抗菌効果のある天然ヒノキの木粉を混ぜた、自然由来素材を約50%配合している環境配慮型のプラスチック素材だそうです。
現在のところ町内で利用できるのは、富士見駅前のきざしさんと森のオフィスでランチをやっているチルクスさん。
こんなお店が増えるたら、テイクアウトで増えるプラスチックごみへの罪悪感が減って購買意欲が増しそうです❤。
みなさんからの情報をお寄せください
今回は、私が最近気が付いたお店だけご紹介しました。
きっと、もっとたくさん取り組んで切るお店があるのではないかと思います。
「プラ容器はいりません」と消費者が意思表示することで、取り組んでくれるお店も増えるかもしれませんね。
こんな取り組みに興味のある方も多いのではないかと思います。
情報を共有できたら便利ですよね。
ということで・・・
最後に今回ご紹介したようなお店を地図に落として共有できる仕組みをご紹介します。
一つ目はグリンピースジャパンが取り組んでいるもので、ゴミを出さないお買い物マップ “グッバイウエスト” です。
→グッバイウエイスト
もう一つは プラなし生活の量り売りのお店が見つかる地図
こちらは情報を募集していて連絡すると地図に反映されるようです。
→プラなし生活の量り売りのお店が見つかる地図
もうちょっとゆるく環境に配慮した取り組みをしている素敵なお店を紹介できる富士見版のマップが作れたら素敵ですね。
(上記の地図に登録してみたのですが、反映に時間がかかるのかうまくいってません💦)
ちょっと嬉しかった事をご報告したかったのですが、すっかり長くなってしまいました。
みなさんも「こんな取り組みをしているお店があるよ」と教えてくださったらとっても嬉しいです。
何らかの形で皆さんと共有できるような方法を考えていきたいと思います。
ご連絡は下記、エンジェル千代子までお気軽にどうぞ
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(Written by エンジェル千代子)