2010年3月4日、中央大学・総合政策学部の細野助博教授をお招きしての意見交換会を開催しました。
細野教授のグループは、東京都多摩地域の商店街を活性化させるプロジェクトに参加するなど、全国各地で実践的なまちづくり活動をされてきた実績をお持ちで、今回、おらほーのまち会では、細野教授 のゼミとおらほーのまち会と何か共同で展開できることがないか意見交換をさせていただきました。
細野教授と学生さん、前日の夜に富士見町に到着され、ペンション・アン さんに宿泊。おらほーのまち会のメンバーと夕食をご一緒しながら親睦を深めました。
翌4日は朝から小雪が舞う寒さ。できれば富士見町の絶景を見ていただきたかったのですが、どこも雲に隠れてしまい残念でした。
細野教授と学生さんには、富士見町内の 道の駅 信州蔦木宿、JA信州諏訪あぐりモールふじみ、ひまわり油の搾油所 を見学していただきました。
その後、おらほーのまち会のメンバーとともに、意見交換会を開催しました。
まずは、細野教授のグループが東京都多摩市で進めらている「ネットワーク多摩」の活動を中心に映像を交えてご紹介いただきました。数あるプロジェクトの中でも「体験型環境教育プロジェクト "それいけ!たまレンジャー!!" 」は、多摩地域の発展につながる人材育成を目的とした小学生対象の魅力ある教育プログラムです。地元の企業と学生ボランティアの協力のもとで行われるそうですが、その舞台裏などのお話をうかがわさせていただき、大変参考になりました。
その後、昼食を取りながら、細野教授のグループとおらほーのまち会とで何かの取り組みができないか、ざっくばらんにお話しさせていただきました。
細野教授からは、個々の特産品をつなげて、物語性のあるアピールを行い、複数の情報発信ツールを持つことが大切であることや、富士見町の日常が都市部住民の日常ではないなど、いくつもの貴重な助言をいただきました。
今後、どのような交流が可能か具体的に詰める作業を進めていく予定です。
何か新しい展開がありましたら、こちらのブログでも紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに!
(written by 雨宮)