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みんなの想火プロジェクトで竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

今回の内容は、前回の記事「富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり」の続編です。

富士見高校生の生徒さんが作った「縄文の竹あかり」が、9月18日に井戸尻史跡公園にて点灯されました。
前回の記事に続き、今回はその点灯の様子を紹介します。

この9月18日は、日本中で一斉に世界平和を願い「竹あかり」を灯す「みんなの想火」プロジェクトの開催日で、日本全国47都道府県で同じように竹あかりが灯されます。長野県では、ここ井戸尻史跡公園で、今回、富士見高校の生徒さんが作った竹あかりが灯されました。

みんなの想火プロジェクトの詳細

  

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

9月18日は日曜日ですが、富士見高校の生徒さんもたくさん集まってくださり、暗くなる前から「縄文の竹あかり」の飾りつけが行われました。雨が心配されていましたが、なんとか降らずに持ちこたえています。

  

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

 自分たちで作った竹あかりにLEDのライトをつけて、竪穴式住居の前に丁寧に並べられていきます。

   

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

暗くなるにつれて、竹の穴からあふれる光がさらにきれいに見えてきました。

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

富士見高校の生徒さんも自分のスマホでこのきれいな景色を写真におさめていました。
※写真は明るく映っていますが、実際はだいぶ暗くなっています。

  

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

隣にいる人の顔が見えないくらい真っ暗になると、さらに素晴らしい景色に変わりました。
縄文の竹あかりが生み出す景色がとても美しいです。  

 

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

私も高校生に負けずと、頑張って撮影してみました。本当にきれいです。
ドリルで竹に開けられた穴からこぼれる光。その小さな光が縄文の形となって、数千年前に縄文文化が栄えたまさにこの場所で、時空を超えた幻想的な世界を生み出しています。

  

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

 後ろから見るとこんな感じ。
 

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

みんなの想火プロジェクトでの竹あかり灯火・(続)富士見高校生徒による「縄文の竹あかり」づくり

地元・富士見高校の生徒さんが竹林を整備し、切り出された竹を利用して作られた「縄文の竹あかり」。その縄文の竹あかりが、今度は世界平和を願う灯となって、数千年前から人が住むここ井戸尻史跡公園で輝いている。どう表現していいのか、時空を超えて色々なことが重なって生まれている景色のように思えました。

さて、この縄文の竹あかり、10月に富士見駅前商店街で開催されるイベント「縄文ハロウィン」でも見られるそうですよ。
ぜひ楽しみにしてくださいね。 

(Written by 雨宮伊織)

2009年、家族とともに富士見町にUターン。地方のネット活用サポートが本業。