先日、富士見町の境小学校で押立相撲大会が行われました。
子供たちも巣立って久しく、地域の役もなく小学校行事からはすっかり遠のいています。友人から連絡をもらって懐かしく、畑に行く前にちょっと寄ってみました。
この相撲大会は、現在26歳になった次男が小学校6年生の2003年に始まりました。
学校の裏山の森の整備をしていた子供たちが、丸いこんもりと盛り上がった場所を見つけ、それが江戸時代、領地を視察にきた藩主に奉納相撲した場所だという事を学び、相撲大会を始めたと記憶しています。
と、ここまで書いて、ネット検索してみて、2012年にこのスタッフブログで書いていたのを思い出しました!
http://www.oraho-fujimi.jp/staffblog/178-20120702001.html
もし、興味があったらそちらものぞいてみてください。
2003年から始まったこの相撲大会が、今でも引き継がれているのってうれしい事です。
土俵は境小学校の後ろの裏山にあります。
この坂を上るのが結構きついのです。
でも、林の中に赤白の幕が見え始めると心が躍ってしまいます。
林の中の相撲大会。
こんな経験ができる子供たちって幸せだなぁ~
きちんと揃えられた靴たちに、思わずキュンとしてしまいました。
支度部屋で準備中
たくさんの保護者や地域の方が観戦なさっていました。
これもうれしい事ですね。
宣伝タイム
おそらく、子供たちが一生懸命に準備をしてきたのでしょう・・
この日も高学年を中心にいくつもの役を分担して手際よく進められていました。
実体験が少ないといわれる現在の教育現場で、こうした体験を通じて子供たちは何を学んでいくのでしょうか・・・
小規模の田舎の学校だからできないこともたくさんあるけど、だからこそできることもたくさんあります。
4人の我が子たちもこの境小学校に通い育ちましたが、毎日2.5㎞の距離を歩いて通い、基礎体力を付けられた事。
そして「境大好き」と、育ってくれたこと、何よりも大切な宝となったと思います。
富士見町での暮らし、素敵でしょう♪
(Written by エンジェル千代子)