富士見公園には、「アララギ派」の歌人の碑があることで有名ですが古くから、短歌に親しむ町民も多くいます。
その一つ「富士見短歌会」を紹介します。
20数名の仲間が月一回町民センターに集まり短歌会をおこなっています。
今回は、富士見町が生んだ歌人「森山汀川」の生家跡を訪ね吟行会を行った時の歌が主題になっていました。
「杉の木の雫に濡れつつ築山の汀川詠みし枇杷にふれぬ」
「竹むらをくぐりて登りこし奥つ城に眠り給えり汀川先生」
などつぎつぎと情感こもる歌が発表されていました。
(written by 樋口かよ)
鈴木康晴